47歳元王者ローブがWRCで史上最年長優勝 ハイブリッド元年の初戦飾る
ローブが駆るハイブリッドカーのフォード・プーマ((c)RedBull Content Pool)
ドライビングの才能は衰えを知らない。セミリタイアのはずが、ここまでさまざまな自動車関連大会に出まくっている。WRC、ダカールラリーだけでなく、FIA・GT、ポルシェカップ、世界ツーリングカー選手権、世界ラリークロス選手権などに挑み、昨年は電気自動車のスポーツタイプ多目的車(SUV)による「エクストリームE」に参戦した。
今季の出場スケジュールは全く白紙のようだが、期待がかかるのは11月に愛知、岐阜の両県を舞台に開催されるWRC最終戦ラリージャパンだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で過去2年は中止となった。ラリージャパンはローブが得意にしている舗装路でのラリーで再びMスポーツからオファーが届いてもおかしくない。
北海道で開催された第1次ラリージャパン(2004~08年、10年)では06年に総合優勝を飾っており、生のローブの走りを再び見たいという日本のラリーファンも多い。自身がつくった最年長勝利記録を更新できるかも見ものだ。
[文/中日スポーツ・鶴田真也]
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