WBC 史上最強侍の「隠し玉」とは? いざ世界一奪回へ
捕手は甲斐以外に、打力に優れたオリックス・森友哉と、守備でみせるヤクルト・中村悠平が有力候補。3者三様の使い分けが可能で、幅を持たせられる。
内野は一塁を牧、三塁を村上、遊撃を源田が守る布陣。二塁はヤクルト・山田哲人が最有力だ。巨人の坂本勇人や岡本和真が控えに回る豪華布陣に。一塁では西武・山川穂高の長打力も捨てがたい。
外野は鈴木とソフトバンク・近藤健介が両翼。中堅はソフトバンク・柳田悠岐、ヤクルト・塩見泰隆、阪神・近本光司が候補に控える。さらに母親が日本人のカージナルスのラーズ・ヌートバーも候補に残っているという。ヌートバーは長打力が魅力で安定した守備でも知られている。今季は108試合に出場し、打率・228、14本塁打、40打点。仮に選出されれば、「隠し玉」として話題を呼びそうだ。さらに球団との交渉次第になりそうだが、レッドソックスに加入した吉田正尚も出場に意欲を示しているという。
まさにドリームチームと呼ぶにふさわしい面子がそろいそうな今大会。過去、故障者や所属チームとの交渉の末に辞退したメジャーリーガーは数多いが、ここまでベストメンバーがそろった例はない。選手招集へ向けて奔走した栗山英樹監督の人望も感じさせ、次はグラウンドで熟練のタクトがさえるのか、操縦術に注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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