B1リーグ、終了間際に追いつかれた三河が惜敗。島根の勢い止められず
2Q 三河 42–37 島根(三河 25–13 島根)
島根を13点に抑え、ローレンスⅡ、角野の活躍で逆転に成功
スタートは、#4細谷、#9ローレンスⅡ、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。
島根#28ウィリアムスのリバウンドで先制されるが、その後は粘り強いディフェンスで対抗し、#9ローレンスⅡが積極的なアタックで得点を重ねる。
#18角野が果敢なドライブからのダブルクラッチでバスケットカウントを獲得。さらに#18角野はミドルシュート、#7長野とのコンビネーションで連続得点し、33-34と1点差に肉薄してオフィシャルタイムアウトを迎える。
#32シェーファー、#14ユトフがリバウンドで主導権を握ると、ディフェンスリバウンドから一気に攻撃に転じて#14ユトフが逆転。#9ローレンスⅡの連続得点、#32シェーファーの3Pシュートで5点のリードを奪う。
3Q 三河 60–51 島根(三河 18–14 島根)
集中した守備を継続し、9点リードで4Qへ
スタートは、#4細谷、#9ローレンスⅡ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりは互いに集中したディフェンスで守り合いの展開となるが、#9ローレンスⅡのフリースロー、3Pシュートの連続得点、#54ガードナーのアタックで9点リードと抜け出す。
島根も反撃に転じるが、#14金丸に3Pシュートを決められれば、直後に#54ガードナーが3Pシュートで返上。ファストブレイクから島根#14金丸に3Pシュートを打たれるが#19西田がブロックショットで防いで流れを渡さない。
島根#2 ビュフォード、#4ケイの得点で2点差に追い上げられるが、#19西田がミドルシュート、#7長野のフローター、#9ローレンスⅡのドライブで突き放し、#14ユトフのゴール下で再びリードを9点に広げる。
4Q 三河 76–76 島根(三河 16–25 島根)
終了間際に追いつかれ、オーバータイムに突入
スタートは、#7長野、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#54ガードナー。
#18角野がドライブでこじ開け、自らリバウンドを押し込んで11点リードするが、島根#3安藤、#14金丸に連続3Pシュートで射抜かれて5点差に詰められる。
#32シェーファーがドライブ、3Pシュートの連続得点で突き放すが、島根も#3安藤、#4ケイの連続3Pシュートで引き下がらず。残り3分に#2 ビュフォードのダンクで70-69の1点差に迫られる。
それでも#14ユトフのアリウープで踏みとどまると、残り33秒には島根のオールコートプレスをロングパスで切り裂き、#19西田がレイアップを決めて76-71と5点リードする。
しかしそこから、島根#14金丸の3Pシュート、#2ビュフォードのアタックで追いつかれ、オーバータイムに突入する。
OT 三河 84–90 島根(三河 8–14 島根)
#9ローレンスⅡが気を吐くも、島根の得点を止められず惜敗
スタートは、#4細谷、#9ローレンスⅡ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
島根#2ビュフォードのダンクで先行されるが、#9 ローレンスⅡの合わせで対抗。しかし島根#3安藤の3Pシュート、#2ビュフォードのファストブレイクで5点のビハインドを背負う。
3Pシュート攻勢を仕掛けるも決め切ることができず、残り1分に島根#2 ビュフォードのボーナススローで6点差をつけられる苦しい状況に。それでも#9ローレンスⅡが3Pシュートを決めて喰らいついたが、終了間際に島根#3安藤の3Pシュートを決め返され、84–90で惜敗した。
■シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木 貴美一 試合後コメント
2、3クォーターはやろうとしたことができたのですが、終盤になって約束事ができなくなってしまったというのと、勝てるゲームだったんですが、ターンオーバーで自滅してしまったという感じです。
島根さんは最後の最後までターンオーバーを誘発して、自分たちがスコアを取るんだという執念が見えたゲームでした。
我々はリードしながら、受けていたところがあったと思います。逆に、相手がボールを持った時にしっかりディフェンスへの意識があれば、ターンオーバーは防げたと思います。
内容的にだんだん良くなってきたのは事実ですが、こういうゲームは勝ち切らないといけません。
今日はディフェンスもリバウンドも頑張っていたんですが、オフェンスの部分で「かっか」してしまって、少し残念だったなと思います。
まだまだゲームはあるので、切り替えてもっと冷静にできるように頑張ります。
■島根スサノオマジック ポール・ヘナレヘッドコーチ 試合後コメント
全体的に悪くはなかったと思います。特にディフェンスはソリッドに守れていたとは思います。
ただしリバウンドのところ、本来であれば三河さんはオフェンスリバウンドがそこまで強いチームではない中で14本取られ、セカンドチャンスポイントでも18点取られていました。自分たちにとってはとても大きなダメージだったので、そこをしっかり修正しなければと思っています。
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