元4連覇王者のベッテルが今季限りでのF1引退を表明 実は名前の発音は「ベッテル」じゃない説!?
新たに開設したインスタグラムでモノクロ動画を通じて引退の意思を表明
最近では日本の各メディアで表記がてんでばらばらだったのは2016、17年にF1に参戦しドイツ国籍の「Pascal Wehrlein」。ファーストネームはパスカルで共通しているが、ファミリーネームは「ベールライン」「ベアライン」「ウェルライン」「ウェーレイン」「ウェーライン」と訳が分からない状況だった。
日本のテレビ局の中継では「ウェーレイン」だったが、ドイツ人ジャーナリストは「うーん、確かに『ウェーレイン』とは言わないよ」と指摘。発音はベールライン、ベアラインが近いという。ベッテルについても「地元では『フェテル』だな。でも、Vの発音は独特だから、国際的には『ベッテル』になっても仕方がないね」と解説した。
日本でもドイツ車のBMWをはるか昔は「ベーエムベー」と呼ぶ人が多かったが、実はそれがドイツ語の発音に最も近かった。一方、韓国の現代自動車は日本で「ヒュンダイ」と呼ばれることが主流だったが、今は韓国語読みの「ヒョンデ」とする傾向が強まっている。
「ベッテル」「フェテル」の表記問題は、おそらくF1を引退してからも続くだろう。
[文/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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