エンゼルス・大谷「高校野球でも見られない!!」話題となった開幕戦の注目シーンとは
初回160キロ超の剛速球を投げ込み、すぐさまその裏の攻撃で「1番」打者としてバッターボックスに向かわないといけない。ベンチでは配球の点で確認したかったのか、バッテリーを組んだ捕手のスタッシが絶え間なく話しかけるシーンが中継画面に映し出された。その間も大谷はレガースを装着するなど打席に向かう準備を整えながら、スタッシの話に耳を傾ける。この慌ただしい一連のシーンには、この日、NHKで解説を務めた野球評論家の新井宏昌氏も思わず「なかなか高校野球でも見られないシーンですよね」とコメント。続けて今季初打席に向かう大谷に向けてのアドバイスを求められると、「まずは汗がたくさん出ているので、深呼吸して落ち着いて打席に向かうことですね」と続けた。
高校野球などでは「エース」で「4番」を務める選手も珍しくはないが、メジャーリーグで開幕投手も務めながら、さらにリードオフマンも務めるという二刀流の慌ただしさとあって、思わず気遣いの言葉も出ていた。
9奪三振の好投も白星には結びつかず「結果が全てなので」と敗戦の責任を受け止めた大谷。とはいえ、シーズンは始まったばかり。今季は我々にどんな驚きのシーンを見せてくれるのだろうか。
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