「大谷翔平」存在自体が流行語? バナナ!クソ野郎!・・・二刀流に送られた賛否
【炎上部門】
◆「メジャーの顔は通訳必要としない」
7月、米国の人気コメンテーター、スティーブン・A・スミス氏がテレビ番組で発言。大谷について「メジャーの顔になる選手が、通訳を必要とするような人物なんてね。MLBにとってマイナス。顔というのはハーパーやトラウトのような選手であるべき」などと話した。これが差別的だと大問題になり、SNSなどに批判が殺到。歯に衣(きぬ)着せぬ発言が売りの同氏も「大変な失言だった」と釈明に追われた。
◆「誕生日、クソ野郎!」
7月5日、レッドソックス投手のアダム・オッタビノが発言。27歳の誕生日だった大谷が1点を追う9回2死一、二塁のチャンスで凡退し、最後の打者になった。二ゴロに打ち取ったオッタビノは感情を爆発させ、大谷に向かって言葉をさけんだ。米メディアなどで「Happy Birthday,bitch(誕生日おめでとう、クソ野郎)」という内容だったと拡散され、問題視された。「そういうつもりはなかった。アドレナリンが出すぎた」と35歳ベテランリリーバーは謝罪した。
メジャーで異色のスターとなった大谷には称賛の言葉があふれ、反対にネガティブなコメントがSNSで炎上する騒動も起こった。「大谷翔平」の存在自体が流行語といっていいほど、野球界を盛り上げた1年だった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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