中田翔、引退危機!気になる今後の野球続行の可能性とは・・・
日本ハム・栗山英樹監督(60)が、暴力問題を起こした中田翔内野手(32)に関して、騒動度、初めて口を開いた。
遠征先の神戸で16日、取材に応じた栗山監督は「正直、このチームでは難しいかなっていうのは思っていて」とチーム構想からは外れつつあると認める。その理由に関して以下のように説明した。「ファイターズで今すぐ『さあ(復帰に向けて)行きますよ』っていう感じのことではない。それぐらい重く受け止めている。ただ、なんとなく自分で感じているのは正直、このチームでは難しいかなっていうのは思っていて」とポツリ。
自他ともに認めるチームの主砲として近年は中田がチームを引っ張ってきたのも事実。ただそれが4番の暴走を招き、結果として暴力行為を引き起こしてしまった。この事態を打破するには、中田がまっさらな形で野球に取り組める環境が必要と感じている。
「何とか、何とか、何とかもう1回、再生するチャンスをもらった中で野球をやらせてやりたいっていう思いはオレの中にあるから」とあくまで野球は続けさせてあげたいと親心を見せた栗山監督。
とはいえ、復帰への道筋は全く見えていない。8月末まで、今年はトレード期限が延長されているが、「どんなに戦力が厳しくても暴力行為を起こした中田を獲る球団はなかなか出てこないのではないか。ただでさえ、日本ハムは色々過去に問題があった選手でも寛容に引き受けてきた球団。中田にとっては、どんなに厳しくても謝罪の意思を示し続けること、そこで逆風が続く環境が少しでも軟化するのを待つしかないのでは」(球界OB)。