元ソフトバンク、攝津正氏が2000本安打の西武・栗山を祝福「僕はやっぱり栗山さんです!」の言葉に込めた意味とは
「ミスター・ライオンズ」が節目の日を迎えた。西武・栗山巧外野手(38)が4日の楽天戦(楽天生命パーク)に「6番・DH」で先発出場。9回一死走者なしで迎えた第4打席で、元同僚、楽天牧田の外角のカーブを左前に運び、2000本安打を達成。球団生え抜きとしては初めて、史上54人目の快挙となった。
自身の持ち味ともいえる逆方向への打球で節目の安打をマーク。「本塁打を打ちたいと思ったら、カーブをレフト前。打撃はなかなか思うようにいかない。結果的にずっと練習してきた逆方向に出た。身に付いていたのかな」と記録達成まで足踏みが続いていたとあって、安堵の表情を浮かべた。達成後は同じチームの源田壮亮内野手から記念ボードを受け取り、西武でともにプレーした楽天、炭谷銀仁朗捕手と同期入団で同い年の中村剛也内野手から花束を受け取り、笑顔もみせた。
一方、SNS上では、「いっそ記念ボード贈呈は攝津さんで良かったのでは」の声も。一体、どういうことか。『名指し』された元ソフトバンクのエース、攝津正氏は栗山が2000本安打を達成した夜に「僕はやっぱり攝津さん!」のタイトルで自身のユーチューブを公開。栗山の偉業に関して「おめでとうございます!」と祝福の言葉を寄せるとともに、野球ファンの間で話題を呼んでいる「やっぱり僕は―」のやりとりにも言及した。
このやりとりはかつて、スポーツ番組「すぽると!」(フジテレビ系)内で毎年恒例で行われていた、選手間のアンケートの投手における「優れたコントロール部門」で長年にわたって栗山が攝津氏の名前を上げ続けたことが発端。この際に「やっぱり僕は攝津さんです!」と同氏の優れた制球力を絶賛してみせたことで、ファン間では「やっぱり―」のフレーズが定着。今回の2000本時にもこのことを振り返るツイートもあった。