原巨人・新外国人「1番構想」でいよいよ押し出される「あの選手」とは
し烈なレギュラー争いが繰り広げられそうだ。巨人・元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)は10日、昨季まで巨人のチーフ投手コーチを務めた宮本和知氏(57)とオンライントークショーを行い、注目の新外国人のグレゴリー・ポランコ外野手(30=前ブルージェイズ傘下)の起用法について言及した。
同トークショーの中で元木ヘッドコーチは「ポランコは走れるなら、1番でも面白いと思う」と超攻撃型オーダーの可能性もあると明言。新外国人のポランコは、メジャー通算96本塁打を放った左の大砲として打撃が注目を集めているが、一方で通算98盗塁の俊足も知られている。
昨季もパイレーツで14盗塁をマークするなど、30歳を迎えても走力は健在とあって、リードオフマンとしての働きにも期待がかかる。
チームにとって課題となっているのが、1番、5番の打順を務める選手。中でもリードオフマン固定はここ数年の懸案事項となっている。昨季は1番として最多出場は松原の77試合、松原含め計10選手が1番として先発しながらシーズンを通して固定することはできなかった。
ポランコは長打力があることから本来ならポイントゲッターとしてクリーンアップを務めることも期待されていたが、まさかの1番構想。そこにはV奪回が至上命題となる中、どんな可能性も視野に入れ、チームを柔軟に組み立てていきたいという首脳陣の考えが透けて見える。