原巨人・新外国人「1番構想」でいよいよ押し出される「あの選手」とは

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 またポランコ1番が現実味を帯びるとすれば、いよいよピンチとなりそうなのはDeNAから移籍してきたFA組の梶谷隆幸外野手(33)だ。昨季開幕は「1番・右翼」で先発出場。開幕当初こそ好調だったが、5月に左太もも裏の違和感で登録抹消されると7月には死球で右手甲を骨折。シーズンが佳境に入った9月には腰椎椎間板ヘルニアを発症し、その後、手術を受けることになった。

 結局ポストシーズン含めシーズン終了までチームに合流できず、移籍1年目となる昨季は61試合で打率・282、4本塁打、23打点に終わった。すでにリハビリを始めており、強度を上げながらオープン戦中の復帰を目指しているが、うかうかしているといよいよ居場所がなくなりそうだ。

 「4年契約の1年目で結果を残せなかっただけに2年目以降に首脳陣の目が厳しさを増すのは間違いない。FA選手の宿命とはいえ、梶谷にとって今季はより必死になってポジションを奪いにいかなくてはいけない年。早めのアピールが必要になります」(放送関係者)

 さらに昨季大きく飛躍、今季から背番号「9」を引退した亀井から引き継ぐことになった松原も安穏とはしていられないという。卓越したバットコントロールや走塁技術の高さなどを認められているが「不振に陥った昨季終盤は同じように打ち取られるパターンが目立った。犠打や進塁打を確実に決めることなども求められます」(同)

 昨季は135試合に出場し、打率・274、12本塁打、37打点の成績を残した。飛躍の年となったことは誰もが認めるところだが、レギュラー奪取にはまだまだ必要な部分も多いといわれている。

 キャンプインまで残り3週間。各球団のチーム構想が段々と明らかになる中、原巨人のV奪回策にさらに注目が高まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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