阪神が強い!今季初の5連勝で首位浮上、チームを支える"扇の要"を球界OBも絶賛「よくバッターを見ている」
さらに着目したのは5回二死三塁のピンチで、牧を迎えたシーン。この場面は高めで攻めていきながら、牧をよく観察、「牧がインサイドの速い球に意識があるということで、外に抜いた球だったら打ち取れるということで」坂本が判断し、外角の変化球を富田に要求、牧を右飛に打ち取り、ピンチを脱した。
高木氏は「終始、坂本がよくバッターを見ていたという試合だね」と快進撃の要因には、捕手、坂本の観察力も生きているとした。
従来から坂本の"観察眼"の鋭さには定評があったが、最近ではファンの間からも「巨人が阪神にやられまくっているのは、捕手の坂本のリードだと思う」「彼はバッターをよく見ている」と好感が高まっている。
強いチームは「扇の要」である捕手がしっかり機能することも条件とされる。
今後も背番号12のチームへの貢献がクローズアップされていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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