「岡田監督がやりたい野球とはズレが生じてきている」広島に完封負け、失速傾向の阪神に球界OBが危惧する「ポイント」

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 開幕から好調を維持してきた大きな要因としては、1番・近本、2番・中野拓夢の1・2番コンビが機能したことがあげられる。

 特に1番打者の近本は離脱前まで全73試合に出場し、打率・275、4本塁打、35打点をマーク。得点圏打率は現在もリーグトップの・404と高い数字を残し、下位からつなぎ、上位で返すというパターンが必勝パターンともなっていた。

 その近本が離脱となったことで、得点力含め、チームに暗い陰を落としているのは否めないだろう。

 とはいえ、1番打者を務める島田も5日の広島戦で先頭打者アーチを放つなど、懸命にチームの力になろうとしている。

 投手陣でもここにきて、西勇輝、才木浩人を再調整のため降格させるなど、勝負の夏を見据え、早めの決断が目立っている。

 「監督が考えている野球と選手が考えている野球が合ってこないと、長続きはしなくなるから」とも高木氏はいう。どの球団もオールスターブレイク前のこの戦いでいかにしのげるかが、後半戦の爆発を生む大事な要素ともされる。

 これまでも様々なタクトでチームを前に進めてきた岡田彰布監督の次の一手にも注目が集まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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