巨人、電撃トレード成立!秋広優人、大江竜聖、SBリチャードとの2対1 浮上する「両球団の思惑」とは
また巨人から放出される形となった、秋広はトレード発表前日となる11日のヤクルト戦(神宮)まで1軍登録されていた。
23年シーズンには121試合に出場、10本塁打をマーク、クリーンアップを務めるなどレギュラー定着が期待されたが昨季は26試合と出場機会を大きく減らした。
今季は開幕前の練習試合で2打席連続弾を放つなど、プロ5年目の今季、背番号「55」の本格覚醒が期待されていたが、大江とともにトレードとなった。
一方、今回の電撃トレードの背景には両球団の温情も見え隠れする。
秋広、リチャードといえば、ともに長打力を持ち味とするロマン砲。ただ在籍球団では伸び悩んでいたとあって、環境の変化があれば、大きく飛躍する可能性も秘めている。
またともに常勝軍団とあって、巨人では打撃強化、ソフトバンクも野手に故障者が続出している事態を受け、交流戦前が始まる前に早めに手を打っておく必要もあった。
電撃トレードをきっかけに両球団が上昇気流をつかまえられるか。新天地で戦う3選手の活躍も引き続き、願いたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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