ファンや評論家も巻き込み賛否両論渦巻くビッグボス采配 3連敗も実は目論み通り?!真価は3・29に明らかに

タグ: , , 2022/3/28

 荒唐無稽な一方で、実はビッグボス采配にはある共通点があった。3連戦での1軍登録全31選手の登場だ。投手は2試合に投げた堀、杉浦に加え、全15投手が3連戦の間に最低でも一度は登板。野手は全16選手が一度は先発出場を果たした。ペナントレースが開幕し、真剣勝負の場に移ったはずが、まるで勝利度外視の最終調整のような輪郭が3連敗後に浮かび上がった。

 だとすると、一部で批判も集めた冒頭の「遊びます」発言。そして「札幌が本当の開幕」という言葉に真実味が出てくる。開幕投手の公表をぎりぎりまで引っ張った新庄監督。異例の采配の中、29日の本拠地開幕となる西武戦の先発投手だけは当初から昨季12勝のエース・上沢直之と心に決めて、万全のスタンバイをさせてきた。

 「札幌から、ちょい真面目に。上沢君が12回、ビシッと投げてくれると思う。さらに気合を入れて」。自身やチームにとっての「開幕戦」と位置付ける3・29へ向けて、そう表情を引き締めたビッグボス。借金3からの旅立ちとなったが、悲壮感など全く感じさせず、むしろ戦略通りかもしれない3連敗。真剣勝負となる3・29で、初めて真価が問われることになる。




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