「頼れる柱は山本ただ一人」グラスノー離脱で深刻化するド軍の“投壊”の可能性に米懸念「自慢の投手陣が危うい」
トレード補強を含めたテコ入れが必須となっているドジャース投手陣には、米記者も懸念を示す。米スポーツ専門局『ESPN』のエルデン・ゴンザレス氏は「ドジャースは投手陣が不足しているため、どこかでブルペンゲームを実施せざるを得ない」と切迫する台所事情を嘆くようにリポートした。
「グラスノーとスネルは今後の復帰時期すらも不透明だ。カーショウは5月末までに復帰する可能性は残っているが、ショウヘイ・オオタニはオールスターブレイク後まで二刀流選手として起用されない可能性が高い。
そうなると、ヨシノブ・ヤマモトとロウキ・ササキは、これまでの週1回の登板スケジュールを一時的に変更し、アメリカの伝統的な中4日制を強いられるかもしれない。ただ、ドジャースのアクティブロースターに先発投手は4人しかいない」
レギュラーシーズンの序盤に舞い込んだ危機。この状況でロバーツ監督をはじめとする首脳陣はいかにしてチームを操舵するのか。その手腕は実に興味深いところである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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