わずか20分でMOMに…リバプール遠藤航の貢献で高まる名将クロップの“価値”「ユルゲンがどれだけ正しかったか」
「彼を見ておいてくれ。本当に良い選手だからね。経験豊富な選手であり、シュツットガルトと日本代表のキャプテン。それでいて英語も上手くて、いい奴で、家族思いでもある。そしてピッチ上ではマシーンでありながら、優れたサッカー選手だ。そして何よりもセンセーショナルな態度を見せてくれるんだ」
リバプールは当時の強化方針上で、30歳を超えた選手の獲得を行っていなかった。しかし、23年8月に遠藤と契約。その異例の決断を後押ししたクロップ氏が、英公共放送『BBC』で語った言葉は、今の活躍を裏付けるものでもあった。
ゆえにウルブス戦後に一部のリバプール・サポーターはクロップ氏の格言をX上に投稿。そして「ユルゲンがどれだけ正しかったか」「彼は小さな、そしてリバプールに必要なサムライだ」「彼こそリバプールに絶対必要だ」「クロップよ、ありがとう」といった賛辞が相次いだ。
ドイツの熱血漢が信じてやまなかった遠藤。その真価がようやくプレミアリーグで発揮されてきている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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