「痛風」発症者の約半分がかかっている病気とは!?腎臓内科医が 教える「沈黙の臓器」との関係性とは

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痛みがなくなる=痛風が完治ではない!

 繰り返しになりますが、痛風発症している方の半数ほどは、何かしらの慢性腎臓病になっている場合が多いです。そして多くは、自覚症状として痛風しかないため、「まさか腎臓が悪い」とは思ってはいないと大森先生はいいます。

加えて、もし痛風を患った際に勘違いしてはいけないことについて、大森先生はこう続けます。

「痛風の方でありがちなのは、痛みがなくなる=痛風が完治したと思っていることです。でも実はそれ、大きな勘違いなんです。炎症が引いただけで、痛風であることには変わりない。生活習慣病の一種でもある痛風は、一度発症すると、ほぼ一生のつきあいになるんですよね」

次回は、その生活習慣病における注意点についてご紹介します。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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大森真帆

大森真帆(おおもりまほ)

医師・医学博士。大学卒業後、都内の大学病院などで腎臓内科、透析科で勤務。その後、腎臓内科、アレルギー科を専門とする「大森真帆麻布十番クリニック」を開業。糖尿病や高血圧などを含む生活習慣病や予防医療にも注力している。

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