「完全栄養食」とは?栄養士が教えるカシコイ活用法
完全栄養食のカシコイ活用法
「完全栄養食だけ」はすすめられないとはいえ、さまざまな栄養素が摂れる面を魅力に思う方も多いはずです。
完全栄養食を利用したい場合の活用法の例について、いくつかご紹介します。
食事の1品として
食事の1品として取り入れることで、先ほどあげたデメリットを避けられます。
たとえばパンや麺類を利用するのであれば主食として取り入れ、野菜やきのこなどの噛んで食べられるメニューや乳製品などと組み合わせるとよいでしょう。
手軽な朝食として
完全栄養食を手軽な朝食として活用するのもよいでしょう。食欲がない、また時間がないときに重宝します。
また朝食をとる習慣のない方でも、パンのタイプを選ぶと食べやすいでしょう。
遅い夕食のドカ食い防止に
夕食が遅くなる場合、空腹感からつい食べすぎてしまう方もいるのではないでしょうか?遅い時間に食べると太りやすいことが知られており、さらにドカ食いすることでカロリーオーバーの恐れがあります。
手軽に食べられるパン、クッキー、スムージーなどの完全栄養食を夕方ごろの「補食」として取り入れれば、夕食のドカ食い防止に役立ってくれるでしょう。
「バランスのよい食生活」は難しく感じるかもしれませんが、ひとつの食べ物に偏らず、さまざまな食べ物を取り入れることで実現しやすくなります。栄養不足が心配だからと完全栄養食に頼り切る前に、まずはできることからはじめてみませんか?
【参考・参照】
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2022年12月8日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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