運動やストレッチ 性格別「続ける」コツ
3. 論理的な「大人」の感情が強いAタイプ
A=Adult
とはアダルトですから、大人の要素が強い人のことで、論理的に物事を考えられるタイプ。「誰が?」「なぜ?」「どうやって?」ということをよく口にし、行動では論理的、能率的に思考し、計算しています。感情的に発言することはほとんどなく、常に落ち着いた態度で、相手の目を見て冷静に注意深く言葉を選んで話します。
こういうタイプは、目標設定をしっかり定めることが有効で、最低でも3つ以上、目標設定をするといいでしょう。
なぜかというと、Aの性格が強いと自分で考えたように物事が運ばなくなった時、一気にやる気を失せてしまうのです。綿密に計算し、物事を順序立てて考えられる人は、それが何か一つできなくなってしまった時点で嫌になってしまいがちです。
ひとつ大きな目標が難しくて達成できないと失敗体験が増えて、嫌になってしまうので、このタイプはあらかじめ、最後まで必ず達成できるであろう目標を3つ目くらいに用意しておくのです。適切な目標設定が鍵になります。
4. 責任感の強い持ち主CPタイプ
CP=Critical Parent
が高い人は、父親的な感情が強い人で、頑固オヤジのような厳しさ、強い責任感の持ち主です。「〜すべきである」「〜しなければならない」ということをよく口にし、自分にも相手にも非常に厳しいタイプといえます。
このようなタイプは、非常に高い目標を設定しがちため、途中で挫折して失敗体験を増やしてしまう危険性があります。例えば、フルマラソンで4時間を切ったこともないのに、3時間30分を切ることを目標にしてしまう。これはプライドの高さや、他人に負けたくないという意識が強いからです。
それで無理なレベルをがむしゃらにがんばりすぎてオーバートレーニングとなり、怪我をしてしまうこともあります。その結果、本番で故障し出場できない、あるいは途中で挫折して、敗北感を味わってしまうことになる場合もあります。
自分が、CPが高いことがわかったら、目標を高く設定してしまうがちだという傾向を認識して、本当は10のレベルの目標を立てないのだが
7に抑えておこう。7を達成できたら8、9と上げていって、10を目指そうというように、最初のハードルを下げるのがよいのです。
5. よい子にみられるACタイプ
AC=Adapted Child
が高い人は、他者に依存する傾向が強く、よい子にみられたいという性格を持ち合わせています。自分が他人からどう思われているかを非常に意識するところがあり、「〜していいですか?」「〜これでよいですか?」といった言葉が多く、他人の顔色を常にうかがいながら行動しています。
また、自分で考えて行動するよりも、誰かに「これをやりなさい」「こうしたほうがいい」などど指示・アドバイスを受けた方が行動に移しやすいところがあります。
従ってACが強い人は、誰かと一緒にはじめるといいでしょう。親しい仲間、パートナーなどど一緒に行動を起こすと続けやすいのです。しかし常に誰かといっしょにできるとは限りません。そんなときはブログやFacebook,ツイッターなどで探してみてください。同じ目標に向かって走っている誰かがもし挫折しそうになっていたら、声を変えてあげてください。そうした仲間意識、連帯感を持つことで、ACタイプは最後まで頑張れるのです。
では上記を踏まえて下記の分析テストをやってみてください。