寒さで増える冬の“凝り”を解消!軽やかなからだをつくるセルフケア
3.不快な凝りには漢方薬もおすすめ
不快な凝りに悩んでいる人には、漢方薬を服用するのもおすすめです。漢方薬は、症状の根本改善を得意としているので、今ある凝りの解消だけでなく、予防効果も期待できます。
凝り対策には「血流をよくして必要な栄養や酸素を届け、筋肉の疲れを取る」「水分の循環をよくして老廃物や疲労物質を排出する」「からだを温め、筋肉をほぐす」といった働きのある漢方薬を選ぶといいでしょう。
<凝りにお悩みの人におすすめの漢方薬>
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):血流を改善することで凝りを改善します。
・葛根湯(かっこんとう):からだを温め、血行を促進します。首や背中の緊張をほぐし、肩凝りにも効果があります。
ストレッチや筋トレなどだけでは改善しない頑固な凝りも、漢方薬の服用によって改善が期待できます。しかし、自分の体質や症状、凝りの原因に合わせた漢方薬を自分で選ぶのは難しいかもしれません。
そんなときは、漢方薬の専門知識を持つ薬剤師にオンラインで相談できる「あんしん漢方」というサービスを使ってみるのはいかがでしょうか。
スマホを使い、自宅で自分に合った漢方薬が購入できるため、寒くて外出したくないときにも気軽に利用できますよ。
4.つらい冬の凝りを対策しよう
冬の寒さで凝りは悪化しがちです。対策としては、ストレッチや筋トレ、入浴が効果的。また、凝りを根本改善するなら漢方薬もおすすめです。しっかり対策して快適な日常を過ごしましょう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【参考文献】
(※1)「どうして肩こりになるの?」社会福祉法人恩賜財団済生会
(※2)「寒暖差疲労を溜めない ~冬の生活習慣にプラスしたいポイント~」学校法人大麻学園 四国医療専門学校
(※3)「特集 お風呂」学校法人兵庫医科大学
[文:あんしん漢方]
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一般社団法人日本サプリメント協会理事長 後藤 典子(ごとう のりこ)
同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。
Youtubeチャンネルで健康リテラシー向上のための情報を発信している。
2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。