目標は1日15分!冬に日光浴が必要なわけ
冬は日照時間が短く、屋内で過ごすことが多いため、夏に比べると日にあたる時間が短くなります。すると私たちのカラダは、骨代謝などに関係するビタミンDが不足しやすくなり、さまざまな症状を招く可能性も。丈夫なカラダを作るために、冬こそ日光浴が必要な理由をお伝えします。
冬に日光浴が必要な理由。それはビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収など、骨の代謝に欠かせない栄養素。食事からもとれますが、日光を浴びることにより体内で合成することができます。
ですが、日照時間が短く日光を浴びる時間が少ない冬は、ビタミンDの体内合成量が少なくなり、不足しやすくなります。
1日15分の日光浴を!効率的にビタミンDを作ろう
ビタミンDの1日の最低必要量は5.5μg。日本人のビタミンDの平均摂取量は、最低必要量を上回っています。しかし近年では、紫外線を避けるために過剰にUV対策をする若い女性や、外での遊びが減った子供、寝たきりの高齢者を中心にビタミンDの不足が指摘されています。
夏は日照時間が長く、外に出る機会が多いため、自然と紫外線を浴びることができます。しかし冬は、夏に比べて紫外線の量が少ないうえに、寒さから外出を控えて屋内で過ごす時間が多くなってしまいがち。ところが窓ガラスは紫外線をカットしてしまうので、ガラス越しの日向ぼっこではなく、外に出て日光を浴びるようにしないと効果がありません。
冬は寒いからと家のなかにこもっているばかりではなく、寒さ対策をしっかりとして、1日15分を目標に外で太陽の光を浴びましょう。
1日15分の日光浴に繋がるおすすめの方法
無理なく生活の中に外出をとり入れるように工夫してみましょう。
・出勤時など、一駅分歩く
・休日の明るい時間にウォーキングをする
・子供と一緒に外で遊ぶなど