無理なダイエットは体のトラブルを引き起こす!ダイエットを行うことで起きるトラブルと対処法
「知らない間に痩せている」ことが重要
哺乳類全般は、加齢に伴って少しずつ体重増加をするものですが、若い時は標準体重の軽めのラインを維持し、中年になっても標準体重の上限を超えないのが理想です。
BMIで標準体重を超える人はダイエットが必要です。人間は不公平な生き物で、自由に食べていても太らない人もいれば遺伝や食習慣、運動習慣、ストレスなどが影響してとても気をつけて食べているのに太ってしまう人がいます。
食べなくても太る体質の女性は、知らない間に痩せていることが必要です。これを実現するためには、体重減少は1か月1~2kgまでにしておくのがポイントです。
空腹感を強く長く感じていたり運動でとても辛い思いをすると、せっかく痩せてもリバウンドが起こります。まずダイエットをしたい場合は、食事の内容を変更しましょう。
一番気をつけたいのは炭水化物や糖質の食べすぎです。パン、麺、米飯、クッキーや洋菓子などの小麦粉を使ったお菓子を半分くらいに減らしましょう。揚げ物も時々にしたほうがよいでしょう。さらに1日歩数を5000歩以上にします。
これを続けるだけで知らない間に痩せていることができるでしょう。
[文:フェムゾーンラボ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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関口 由紀
神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本透析療法学会専門医、博士、経営学修士。女性医療クリニック・LUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。