知れば安心!妊娠・授乳中に飲んでも安心な飲み物4つ
妊娠・授乳中に避けたほうがよい飲み物
アルコール飲料
妊娠中の飲酒は胎児アルコール症候群を引き起こすことがあり、赤ちゃんの奇形や成長障害の原因となります。また、母乳は血液から作られるので飲酒後の母乳はアルコール濃度が高くなります。赤ちゃんの胃は未発達なのでアルコールを処理できない可能性があります。
ノンアルコール飲料なら飲んでも大丈夫と考える方もいると思いますが、アルコール濃度が0%のものと、1%未満のアルコールを含むアルコールテイストのものがあります。前者は飲んでも問題ありませんが、後者は少量のアルコールであっても赤ちゃんに影響があるかもしれないので控えましょう。
コーヒー・紅茶・日本茶
コーヒー・紅茶・日本茶などに含まれるタンニンは妊娠中に不足しがちな鉄分の吸収を阻害する働きがあります。また、これらに含まれるカフェインは母乳を介して赤ちゃんに移行し、赤ちゃんが興奮して眠れなくなる場合があります。
1日1~2杯なら問題ないと言われていますが、できればカフェインレスのコーヒーやお茶を飲むほうが良いでしょう。
ハーブティ
カフェインを含むコーヒーや紅茶の代わりにハーブティを好んで飲む方もいますが、ハーブティーの中には子宮収縮作用など妊娠中には飲まない方が良いものもあります。心配なときは専門店の方や医師に相談しましょう。
妊娠前にお酒やコーヒーを好んで飲んでいた人にとって、妊娠したら全く飲めなくなることはストレスを感じるかもしれません。でも大切な赤ちゃんのことを一番に考えて安全な飲み物でお気に入りのものを見つけてみたり、他のリラックス方法を見つけてみたりと工夫してみてくださいね。
【参考・参照】
(※)カフェインと妊娠(Health Canada(カナダ保健省)Public Health Agency of Canada
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。