どんなパワーを秘めている?雑穀の豆知識

タグ: , , 2025/2/4

5.黒米
黒い色は抗酸化力をもつポリフェノール「アントシアニン」によるもの。ポリフェノールは、その抗酸化力により、体内で細胞や血管を傷つける活性酸素の働きを抑えることが知られています。
白米と一緒に炊くとアントシアニンの色素により赤飯のような色合いになります。

6.赤米
日本に稲作が伝わってきた時の米が赤米だといわれています。
食物繊維・マグネシウム・ビタミンB1などを含みます。また、赤い色は「プロアントシアニジン」という色素で、活性酸素による肌の老化を防ぐ効果が期待されています。(※2)

7.アマランサス
アンデスで古くから栽培されている穀物。「スーパーグレイン(驚異の雑穀)」とも呼ばれています。種皮が柔らかく精白せずに食べられるため、栄養を丸ごと摂ることができますが、独特の香りがあるので加減して使う必要があります。

8.キヌア
栄養価がとても高いことで注目を集めたキヌア。低カロリーで、たんぱく質・カルシウム・鉄分・食物繊維などの栄養素を含みます。腹持ちも良いため、サラダやスープに利用するとダイエット中の強い味方に。

いつもの白ご飯を雑穀に変えるだけで、代謝に欠かせないビタミンB群をはじめ、さまざまな栄養素を補給できます。さらに、噛む回数が増えて満腹感を得られやすいためダイエットにも役立ちます。自分のお気に入りの雑穀を見つけると、食事がもっと楽しくなりますよ。

【参考・参照】
※1 日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年 、押麦(めし) 100gあたりのAOAC食物繊維量4.2g、精白米(めし) 1.5g で比較。
※2 有賀敏明他, “プロアントシアニジンの機能性解明と開発”, 日本農芸化学会誌 Vol.74 No.1, 2000年, pp.1-8
〈https://www.jstage.jst.go.jp/article/nogeikagaku1924/74/1/74_1_1/_pdf〉(最終閲覧日:2017/8/24)

※本記事は、2015年11月に公開した記事を修正、再編集しました。(2025年1月)





[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2025年01月30日]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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