新しい生活様式?情報の選択について
[文:栄養士・管理栄養士の求人情報サイト Dietitian job]
新型コロナウィルス感染症が最初に確認されてから半年が経ちました。
先日から新規感染者やクラスター発生の報道があり、再び脅威が迫ってきている感覚を覚えるこの頃です。
新型コロナ感染症後の生活 アフターコロナで、「ウィルスとの共存」や「新しい生活様式」 といった考え方・変化が生まれてきていますが、私は今回のことで、情報の選択力を見直す機会になっているのではないかと感じています。
そこで今回は 情報の選択と発信 といった内容でお送りしたいと思います。
情報の選択
新型コロナ感染症の状況下で多くの情報が飛び交いました。
・新型コロナウイルスは熱に弱く、お湯を飲むと予防に効果がある
・トイレットペーパーが手に入りにくくなる・・・
・次亜塩素酸がコロナに効果がある・・・
・パルスオキシメーターを使ってコロナ感染の有無がわかる・・・
・新型コロナ予防にビタミンDが効果があるらしい・・・
など、誤った情報や実証の不十分な情報に翻弄されました。
これらの情報は、悪意のあるデマであったり、ふとしたメディアでの著名人の発言から生じたものだったり、拡大解釈された情報、推測から出た誤った情報だったり…
いろいろなところで生まれ知らぬ間に拡散され混乱を招きました。
では、誤った情報を見極めるにはどうしたらいいのでしょうか。
①根拠を探る
②発信源(者)を確認する
③偏った情報ではないか
がポイントだと思います。
情報源がどこから得られたものなのか、正しく調査されたものなのか、偏った情報ではないかなどを疑ってみることが必要です。
また発信者には何か目的があって情報を発信している可能性があるという事を念頭に置いておくべきだと思います。
最近は、「ファクトチェック」という言説・情報の真偽を検証している団体もあるようで情報の信憑性を確認することもできます。
とくに新型コロナ情報をまとめてくれていたりします。
情報に振り回されないようにしたいですね。