コロナ禍で在宅の今を「自分自身を変え、向上するための時間」にする方法、考え方 ~臨床心理士からのワンポイントアドバイス~

タグ: , 2020/11/22

 東京中央カウンセリングの代表臨床心理士・公認心理師の塚越友子さんは自身のブログ内で、臨床的な経験値にもとづいた努力の方向性について、自身の考えを述べている。

 塚越さんによると、

・後悔は過去を変える努力

・反省は現状維持する努力

・学習は未来をつくる努力

だという。

 そのため、後悔や反省は未来をつくることにはあまり役立たない。


 後悔・反省を乗り越え、自己や自己の行ってきたことを学習に変えることができたとき、はじめて未来は変わるし、自分自身も変わる。そして、変わることは誰でもできるけれど、この学習を維持することができるか?が最後の分かれ道となるという。

 一瞬の変化ならば、誰にでも訪れる。

 変化が定着すること、そして新しい自分(考え・行動・感じ方)でずっといられるか。ここを目指せるとカウンセリングもうまく使えているという感覚になるのではと述べている。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅での時間を過ごす機会が格段に増えた人が多いだろう。

 是非、この期間を、自分自身を変える、よりパワーアップした自分になるためのチャンスと捉えてみてはいかがだろうか?

 過去の自分を見つめなおし、後悔や反省を振り返る。後悔や反省を振り返ったうえで、これまでの自分の行動を学習に変える。そうすることで、この先、自身の仕事においてより高いパフォーマンスを発揮することや、充実した生活を送ることにも繋がるのではないだろうか。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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塚越 友子(つかこし・ともこ)

塚越 友子

臨床心理士・公認心理師・産業カウンセラー。
社会学修士号(社会心理学)、教育学修士号(臨床心理学)を持つ。

自身は、広報・PRの仕事に従事する中で過労から内蔵疾患を発症すると治療生活でうつ病を発症。その後、キャリアチェンジを余儀なくされ、身体・精神の健康とキャリアのバランスや働く人の精神的不適応と家庭のサポートについて興味を持ち、産業カウンセラーとなる。

2008年に東京中央カウンセリングを開業。
特殊なキャリアチェンジルートの経験と確かな学術的経験により、クライエントの問題状況分析と具体的な行動指針を提案。
TV、新聞、雑誌などメディアでも活躍中。

オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/hikarinohane/

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