平成最後の甲子園での始球式に井川慶、今も「現役」のキャリアを振り返る

タグ: , 2019/4/27

 争奪戦の結果、ヤンキースが入札金2600万ドル(約29億円)で落札。5年総額2000万ドルの契約内容と合わせ、総額4600万ドル(約50億円)の超大型契約だった。

 鳴り物入りで入団したルーキーだった2007年こそ開幕ローテーション入りし、先発3試合目で初勝利を挙げた。ただ5月には傘下3Aスクラントンへ調整目的で降格。6月下旬に復帰し先発ローテーションに戻ったが、6試合に先発して1勝も挙げられなかった。

 2年目は先発の谷間だった1試合に先発したが、3回11安打6失点KOと結果を残せず。救援1試合も含めて、この年の登板は2試合だけ。以降、契約期間を全うする2011年まで延々とマイナー暮らしが続いた。

 もっとも井川は腐らず、マイナーでも黙々と投げ続けた。2008年は3Aで14勝6敗、防御率3・45の好成績を残し、ベストナインに選出された。翌2009年も10勝8敗、防御率4・15と2年連続2桁勝利。ただマイナーとは、メジャーへ上がるための踏み台であって、結果を残す場所ではない。メジャーには見切りをつけられていた井川は、次第にマイナーでの成績も下降し始め、最終2011年には2Aトレントンが主戦場となっていた。2012年にオリックス復帰後も2勝、3勝、2勝と低調で満足のいく成績は残すことができなかった。

 4月22日のブログ更新では「またいつかファンの皆様の前でピッチングを披露できることを願いながら、きついトレーニングに励んでいきます」と結んでいた井川氏。甲子園での平成最後の始球式で、どんな投球を披露してくれるのかが楽しみだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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