感情の起伏が激しくて、苦しい。どうしたらいいですか?

タグ: , , 2021/5/5

感情を麻痺させるとキレやすくなったり、抑うつ、病気に

こうなってくると、「そもそも感情なんてなくなればいいのに!」と感じないように心を麻痺させてしまうこともあるでしょう。

わたし自身、「感情はめんどくさい、こんなものなくなればいい」と感情を切った経験があるのでよくわかります。

このような状態が続くと、どんどん心は頑なになり、ちょっとしたことでキレたり、感情を爆発させて人間関係を壊してしまうこともあります。

そうならないように、とさらに心を麻痺させ続けると、抑うつ状態に陥ったり、場合によっては滞った感情のエネルギーが原因で肉体的な疾患を引き起こすこともあります。

感情的な苦しさから解放されるための2つのポイント

できればこのように大事になる前に手を打ちたいものです。

感情的な苦しさから解放されるには、ここまでに述べたメカニズムが参考になります。

知っておくといいポイントは2つ。

1.感情は感じ切ることで、本来の無色透明な流動的性の高いエネルギーに戻る
2.感情にいい悪いは一切ない。どんな感情も感情エネルギーが色づいただけ

感情的に苦しい状態から抜け出すには、エネルギーを本来の無色透明な水のような状態に近づけていくことです。

そうすれば、少しの刺激で大きく波打つようになっていた感情が、だんだんと波立つ度合が小さくなっていきます。感情に振り回されなくなります。

そのためにはまず、自分の中に湧いてくる感情を認めて素直に感じ切ります。

そうすることで、色づいた感情エネルギー、変質してゲル様になったそれが少しずつ無色に、そして水のような流動性を取り戻し始めるでしょう。

最初は、そんなことしたら大変なことになるような気がするかもしれませんが、意外にそうはなりません。

実際は、内面では物心つく前の子供のように自由に喜怒哀楽を感じていながら、表面は穏やかでいられるようになるでしょう。

一見、感情を抑圧するのと同じに思うかもしれませんが、そうではありません。

実際は感情を抑圧すると表現にぎこちなさがでるものです。

反対に、感情を抵抗なく自由に感じられるようになると、その分表現はリラックスした穏やかなものになります。

そして素直に感情を感じるには、これまでの常識をいったん脇に置いて、感情には「いい」「悪い」はないと知っておくことが助けになります。

感情の違いは単にエネルギーの波長の違いであって、色の違いのようなもの。

「赤」は良い色で、「茶色」は悪い色なんてことがないように、「喜び」は良い感情で、「怒り」は悪い感情なんてことはありません。

もちろん好みはあるでしょう。

しかし、決していい悪いではない、と知っておきましょう。

感情を自由に感じて、味わいある人生をおくろう

怒りも喜びも悲しみも寂しさも、悔しさも楽しさも、湧き上がるたび、自由に感じましょう。

いい悪いの判断を手放して、屈託なく感じられるようになれば、スッと胸のつかえがとれるでしょう。

すると、だんだんと心のこわばりがほぐれて、胸や咽喉、みぞおちあたりのつかえもなくなって、いつしか心が柔らかくリラックスしていることに気づきます。

すると、ますます楽に感情を感じられるようになり、ますます感情エネルギーは水のような状態に戻っていく。

だからいっそう感じやすくなって、さらに感情が穏やかになっていく、、と好循環サイクルに突入です。

喜怒哀楽を自由に感じる、味わい深い人生がおくれるようになります。

まとめ

感情的な苦しさを生む「感情の起伏が激しくなる」メカニズムと、その解決法をご紹介しました。

この方法は「感情カウンセリング」で多くの人が体験し、有効性が実証されている方法です。

感情の起伏が激しくてお悩みの方は、まずはその感情を認めて感じることから始めましょう。

感情を判断してしまう癖が抜けない、感情を素直に感じ切ることができない、などプロの助けがいる場合もありますので、その際は「感情カウンセラー」にご相談ください。

また、そもそも激しい「感情」が生まれる要因であるインナーチャイルドやバーストラウマの解消には「一悟術」が役立ちます。感情のトラブルから特急で抜け出したい方にはおススメです。

感情に振り回される人生を送るのか、それとも自由に味わう人生を送るのか。

これはもう全く別の人生でしょう。「経験者は語る」です。

あなたがいち早く苦しさから抜け出して、ストレスフリーで喜びの多い人生へと進まれますことを願っています。





[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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