上司受難の令和時代、社内トラブルは「パワハラ」から「逆ハラ」へ

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上司受難の令和時代…部下の下剋上「逆ハラ」社会をどう生き残ればいいのか

 「平成」から「令和」へと時代が移ろうこの春。社内で昇格し、ようやく部下を持つようになった方も多いのではないでしょうか。

 それなりに給料も増え、責任も増す。プレーヤーからマネージャーへと立場が変わり、一丁やってやるぞと意気込むニューリーダーの皆さんに、気をつけてほしいことがあります。社内のトラブルは「パワハラ」から「逆ハラ」へ。言いたいことも言えない上司受難の世の中が、待ち受けているのです。

逆ハラとは??


 「逆ハラ」とはそもそも、どのような状態を指すのでしょうか。本来なら組織で力を持ち、実行力を伴って部下を統率していく立場の人間が、むしろ上のポジションに位置するがゆえに、兵隊からの無謀な要求に苦しめられる状況を指します。

 今の20代は強力です。就職活動では売り手市場で、内定も取りやすかった。現在の部長、次長、課長クラスが就活していた頃の、就職氷河期とは全く違います。

 複数の内定先から入社を決める際のポイントは給与面もさることながら、労働環境も大きなポイントになります。休みはきちんと取れるか。過酷な残業はないか。

「若い頃の苦労は買ってでもすべきだ。得意先と飲みに行くときは徹底的に付き合え。20代で無茶したからこそ、今の自分がある」

 部下ができたら、酒の席ではそんな説教の一つもしたくなることでしょう。でも、悲しいかなそのパッションは伝わりません。何かあったらSNS上に「ブラック企業」の烙印が押されるのみです。

・合わせて読みたい→
職場に嫌いな人がいてストレス…対処法は?(https://cocokara-next.com/stress/stress-in-the-workplace/)

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