おじさん世代がハロウィンのバカ騒ぎにイライラする理由
「コスプレした若い女性と金銭を介さずに簡単に出会えちゃうなんてズルい」という感情
それはともかく、おっさんのハロウィンに対する嫌悪感はすさまじいものがあります。根底にあるのは「コスプレした若い女性と金銭を介さずに簡単に出会えちゃうなんてズルい」という感情です。
メイド喫茶、ガールズバー、キャバクラのイベント…確かに対価を払えば、悪魔のコスチュームに身を包んだ若い女性とおしゃべりすることは可能です。しかし、それはビジネス。おっさんが店外デートに持ち込むにはそれなりの金銭が求められますし、「お仕事」の枠を超える関係を築くには、尋常ならざる努力と才能、創意工夫が必要でしょう。
それなのにあいつらはよくわかんないけど、何だかチャラチャラしやがって…。オレだって二十歳前後の頃はもっと痩せていたし、これでもテレクラでブイブイ言わしていたんだぜ-と過去の栄光を思い返し、部下に自慢したところで「テレクラってなんすか?」と聞き返されるのがオチというものです。
青春はもう帰ってこない。とっとと家に帰り、レモンサワーかハイボールをあおって、小川彩佳かミタパンに癒やされるに限ります。
そして来年以降、ハロウィン当日に絶対に避けたいことは、狂乱の渋谷へ「様子を見に行く」ことです。
これは台風で氾濫する河川へ、なぜか「様子を見に行き」行方不明となる人々が後を絶たないことに似ているかもしれません。酔っ払って行ったが最後、待ち受けるのはバッドエンドのみです。
冒頭のニュースでは、こうも報じられていました。
「50代の男性も痴漢の容疑で逮捕されました」
おっさん各位、あきらめましょう。ハロウィンはあなたには無縁のイベントなのです。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]