なぜ生徒への暴力は「体罰」という言葉でごまかされ、正当化されてしまうのか

2021/9/30

 時代は令和3年-。なのに今もなお、教育の現場から体罰は根絶できずにいます。

 ニュースで報じられる体罰を巡るトラブルは「氷山の一角」。特にスポーツ指導の現場では、「強くなるため」「勝つため」というお題目のもと、昭和時代から暴力を伴う厳しい指導が容認されてきた過去があります。

 スポーツは明るく楽しいものであるはずなのに、なぜ暴力がなくならないのでしょうか。問題点はどんなところにあるのでしょうか。

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(1)そもそも「体罰」というネーミングがおかしい

 「体罰」という言葉は「罰」を含んでいます。ここには「殴られた方がちゃんとやらないから仕方ない」「蹴られてもやむを得ない」というニュアンスが含まれています。しかし学校外で人を殴れば警察沙汰ですし、どんな理由があろうと街中で子どもを蹴れば留置所行きでしょう。

 法治国家の日本で、校舎内だけ暴力が容認される正統な理由は何一つありません。「体罰」ではなく「暴行」「傷害」と呼ぶべきです。

 「いじめ」も同様で、軽い言葉が問題をソフト化してしまう弊害があります。こちらも「暴行」「恐喝」と正しく呼ぶべきです。





(2)殴られても技術力は向上しない

 スポーツの世界も科学的な見地から技術力向上への方策が語られる世の中になりました。トレーニング学に運動生理学、栄養学などを組み合わせて、実力や年代に見合った最適解の鍛錬を積んでいくことが上達への近道であり、スポーツの楽しさを感じることができるというものです。

 殴られて上手くなるのだったら、メジャーリーグで活躍するスーパースターの青年期は常に顔面に傷を負ってなくてはおかしいですが、むしろ彼らはスポーツの世界に暴力が持ち込まれることを忌み嫌います。つまり暴力に教育的効果は全くないということです。

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