連日の猛暑 昼だけでない…夜の熱中症に注意

タグ: , 2018/8/2

快適に感じる気温でクーラーをつけることをお勧めします


 東葛クリニック病院副院長の秋山と申します。専門は消化器外科です。今回は「夜の熱中症」について綴らせて頂きます。

 連日気温30度を超える猛暑日が続いています。気温が上がると体内に貯蔵している水分が少なくなります。熱中症で体調を崩す方が例年より多く、自治体や学校では日中の外出を控えるように呼び掛けています。

 あまりクローズアップされていませんが、夜の過ごし方も重要です。日中ほどではないですが、猛暑の時は夜も気温が30度近くに達します。昼に外出して疲労も蓄積しているため、夜に高温の場所で水分補給を怠ると熱中症になる危険性があります。特に都市部ではヒートアイランド現象による気温の上昇、持続化が指摘されていますので、注意が必要です。

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 クーラーを使わない方もいますが、食欲がなくだるく感じるようだったら体を回復させるために有効活用するべきです。夜もクーラーをつけた快適な空間で食事や水分を摂取して過ごさないと、疲労が抜けないまま翌日に持ち越してしまいます。特にお年寄りの方はクーラーを嫌がる方が多いですが寝付けずに深い睡眠を取れないと疲れが蓄積します。

 寒いと思うほど低い気温では外との寒暖差で体に負担がかかってしまいますが、快適に感じる気温でクーラーをつけることをお勧めします。夏は長いです。体調に気をつけてお過ごしください。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

秋山 和宏(あきやま・かずひろ)

医療法人財団松圓会 東葛クリニック病院 副院長・消化器外科部長
一般社団法人 「チーム医療フォーラム」 代表理事、多摩大学大学院 医療・介護ソリューション 研究所フェロー
<経歴>
90年  防衛医科大学校卒業
    東京女子医大消化器病センター外科勤務
99年  東葛クリニック病院(千葉県松戸市)外科勤務
07年  多摩大学大学院経営情報学研究科卒業
09年  現職

医学博士、MBA(経営学修士)、社会起業家
元日本外科学会専門医、元日本消化器外科学会専門医、
日本静脈経腸栄養学会学術評議員・代議員、日本褥瘡学会評議員
日本ウオーキング協会 ヘルスウオーキング指導士

<専門分野>
チーム医療、NST(栄養サポートチーム)、褥瘡
<著書>
「医療システムのモジュール化―アーキテクチャの発想による地域医療再生」(白桃書房)

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