うるさくて眠れない耳鳴りの原因とは
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)(http://jitanbody.com/)]
耳鳴りは、原因不明の病気とされ、耳鼻科を受診しても、
「年だから仕方ないですよ」
「あまり気にしないで生活してください」
と言われるだけ。
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当院にきたお客様が実際に言われた言葉ですが、このように言われる方が多くいらっしゃるようです。
治療法はなく、睡眠薬を出せることが主な対処法でしたが近年、研究が進み、耳鳴りが起きる仕組みがわかってきています。
いまあなたは耳鳴りのせいで眠れず、ストレスや不安を感じているかもしれませんが、この先致命的な病気になることはほとんどありませんので、安心してください。
今回はこの耳鳴りについて説明していきます。
耳鳴りが起こる仕組み
私が考える耳鳴りが起きる原因は体のゆがみ・左右のアンバランスにあります。
体がゆがむとなぜ耳鳴りが起きるのか。
それには耳の中にある水が関係します。
耳の構造は外耳・中耳・内耳と分かれており、なかでも聴覚に関わるのが内耳です。
この内耳にはリンパ液という水が入っています。
このリンパ液は毛細血管を通じて血液中の水分とやり取りして一定量に保たれるようにコントロールされています。
内耳の水の量が一定な状態になっていることで音を聞く機能(蝸牛)が正常に機能し、正常に音を聞き取ることができます。
しかし、体のバランスが悪いと内耳の水が傾いた状態になってしまい、この水が傾くと音(耳鳴り)がでたりでなかったりします。
詳しくは水が傾くと音を感知する機能にエラーが生じます。エラーが起きた結果、聞こえくい音が出てきてしまい、聞こえにくい音があると、脳に変化が起こります。
脳は、エラーを補うために音に過度に反応するようになります。
この反応は音がなっていない時にも起こり、「音がなっている」と勘違いしてしまうのです。
音がないのに頭の中で音がなっている、これが耳鳴りが起こる仕組みです。
ですので、症状のきっかけとなった体のゆがみを正すことが必要なのです。