大谷13打席ぶり安打!『夏男』ぶり発揮なるか
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は3日(日本時間4日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。相手右腕ライルズに1打席目は左飛、3回無死一塁で迎えた第2打席はフルカウントからカーブに空振り三振に倒れる。そして5回先頭打者で迎えた第3打席は右翼線に強烈な二塁打を放ち、これで13打席ぶり、3試合ぶりの安打となった。
7回先頭打者で迎えた第4打席はセカンドへの内野安打となった。
ここまで快調に飛ばしてきた大谷も8月に入ってからは直近2試合でノーヒットと急ブレーキ。普通の選手ならばそこまで気にしない成績となるが、今季の大谷は6月は3割9厘、13本塁打、23打点。7月は初の二刀流での球宴出場もありながら、2割8分2厘、9本塁打、19打点をマークと高いレベルの成績を残し続けているだけに、少しの不振でも注目を集めてしまうのは事実。
不振の理由として、一つささやかれているのは先月28日(同29日)の試合中にダグアウトにいるときに、ファウルボールをよけようとして右手親指を痛めた影響だ。翌日からこの日の試合前の5試合で17打数2安打、打率1割1分8厘と影響は明らか。シーズンを二刀流で送るため、様々な面でコンディショニング維持に万全を期している大谷だが、まさかのアクシデントとあって、これにはマドン監督も「さらに色々な面で気を配らないといけない」と頭を抱えた。
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