ライバルからも飛んだ“角田軽視”の皮肉 レッドブル重鎮も角田裕毅に苦言「残念ながら、まだミスを犯してしまう」

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 無論、角田がトップチームの求める“ふさわしい成績”を残せていないのは、チームへの慣れ、そして「操舵困難」とされる難解マシン「RB21」への適応不足による影響が大きい。それでもマイアミGPでQ2の9位からQ3で10位に後退した結果は、やはり問題視されている。

 実際、トップの座を争うライバルからも、角田の現状は皮肉られている。英専門メディア『PlanetF1』によれば、現在ドライバーズランキングで2位(115ポイント)につけるマクラーレンのランド・ノリスは、「お互いのマシンについて完全に理解するのは不可能だ」と前置きしながら、「僕らのアドバンテージは、うちには速いドライバーが2人いて、彼ら(レッドブル)はそうではないってこと。あるいは僕たちの方がドライバーがより速く運転できるクルマを持っていることかな」と饒舌に話した。

 この“軽視”ともとれる発言は、ある意味で角田に対する業界内のリアリスティックな評価とも言える。

 この悔しい現状をいかに打破し、成績を上げていけるか。全ては重圧下での角田本人のパフォーマンスにかかっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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