「衝突は避けられない」責任を追及された角田裕毅は嘆き 一方のガスリーもスタート直後の“悲劇”を分析「ツノダに悪意はない」

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 もっとも、当人たちの見解は競り合いの中で起きた「不運」という形で一致している。まず、後続から強引に追い抜こうと仕掛けた側のガスリーは、英メディア『Auto Sport』で「ブレーキングも上手くいき、ツノダの前にも出られた。彼がイン側にいるとわかっていたから、コーナーの出口ではできるだけスペースを空けた」と説明。その上で、こう続けている。

「しかし、すでに2輪がコースアウトしていて、内側の車輪が白線の内側に入っている状態を確認しないと追い越せなかった。彼に悪意はなかったと思っている。だけど、残念ながら直後に接触してしまい、僕の車がスピンしてしまったんだ」

 一方、「非がある」と責任を追及されもした角田は「自分か、ピエールのどちらかを責めるのは難しい。できる限りのことをして回避しようとしていた」と分析。「正直に言えば、あれ以上に上手くできたとは思えない」と持論を展開している。

「そうだね……。あれ以外に何ができたかはわからない。あそこから外側に出ようとするならお互いにある程度の予想はついていたと思う。ただ、彼の車体の半分が白線にのせていたらああいう衝突は避けられない。とにかく残念だ。スピードの面では僕は前にいたサインツにぶつかりそうになっていた。だから、どちらかが悪いとするのは難しいんじゃないかな」

 欲しかった結果を手にできそうだっただけに、悔しい週末となった。それでも「マシンの理解と個人的な成長という点で順調に進歩はしている」と前を向いた角田が、現地時間5月2日に行われるマイアミGPで好レースを披露できるかに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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