角田裕毅の走りは「大惨事」 ガスリー母国で不運なクラッシュに非難噴出「ツノダは順位を譲るべきだった」
また、フランス国内でもガスリー擁護とともに、角田への不満の声が噴出。SNS上で「この状況ならツノダは軌道をもう少し修正するべきだ」「ツノダは順位を譲るべきだった。彼にはまだ技術と、考える自発性が欠けている」といった意見が相次いだ。
角田自身も難解なマシン『RB21』への理解が進み、今GPでは上位進出という結果が求められるところだった。そうした中で、不運なアクシデントにもかかわらず、猛烈な批判を受けるのは踏んだり蹴ったりといった感は否めない。
ただ、そうした状況で救いなのは、レッドブル首脳陣の評価が揺らがなかったこと。レース後にシニアアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は「あれは単なるレースのインシデントで、不運だった。彼はポイント圏内にいたはずだ」とコメント。「FPセッションでは、フェルスタッペンの0.3秒以内に入っていて、これは他のセカンドドライバーの誰もできなかったことだ。予選では少しミスのあったドライビングだったが、彼は我々が必要とするポイントをもたらす可能性を秘めている」と強調した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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