ついに来た! ファームで防御率「0.00」の無双も話題 中日・根尾昂が今季初の1軍昇格、求められる役割は?
■まずは「ビハインド要員」から
1軍ではまず、ビハインドでの登板が多くなりそうだ。28日に登録抹消された岩嵜翔の役割をそのまま継ぐのではないか。
基本はショートイニング、状況によっては2イニング以上投げることも想定したい。このあたりは先発経験もあることから、ベンチとしても頼りになるだろう。また、複数イニングを投げる場合は打席に立つ機会も訪れるかもしれない。
結果を残していけばリード時の登板、試合終盤での登板も視界に入る。状態の良い時に上げてもらっているので、早いところ初マウンドを踏めると良いだろう。
根尾のストロングポイントは、どんな場面でも打者に向かっていけるタフさ。そして、圧倒的知名度と人気から来る声援の大きさ。一度その名がコールされると、自分の世界に連れていけるパワーを持つ。場の空気を変えられるのだ。これらをうまく使っていきたい。
自らのプレーでチームを勝たせる精神は、入団時からブレていないはず。役割をしっかりとこなして勝利に貢献したい。
[文:尾張はじめ]
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