攝津正が自身の代名詞「シンカー」のすごい選手を選出!「右バッターのアウトコースに投げられる投手はなかなかいない」
「かなり高い技術を感じる選手」
一方、現役選手からも3人を選出。
そのうちの1人として名前が挙がったのが、千葉ロッテマリーンズの石川歩だ。
「握りが自分と似ているなという感じがあります。でも、彼のすごいところは、シンカーに力があるところです。加えて、右バッターの外にも投げる。自分も現役時代、右のインコースに、足元に沈むように投げることはあったんですが、石川投手をみていると、アウトコースにも投げているんですよね」
石川のように、シンカーを右バッターのアウトコースに投げられるピッチャーは少ないという攝津氏。その理由を、こう語っている。
「やっぱり難しいんですよね。ピッチャーから向かって右側に落ちるボールですから。それをアウトコースに投げるとそこまで変化しない。右バッターの近くに投げると結構変化しますが、アウトコースとなると、横の変化がなかなかつかないですからね。
ただ、石川の場合はそこもしっかりと変化したボールを投げることができている。かなり高い技術を感じますね」
なお、攝津氏のYouTubeチャンネル「攝津正 SETTSU#50」では、残る2人のシンカーがすごい選手として、あの沢村賞投手、さらには元チームメイトの名前を挙げている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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