イチロー「50歳までは現役」 球界最年長の各記録は?
48歳9カ月での安打。48歳4カ月での得点、三塁打、打点。46歳9カ月での二塁打。そして45歳10カ月での盗塁は、いずれも今も残る歴代最年長記録。
山本昌に破られたが、48歳10カ月での出場、登板、先発。48歳4カ月での勝利といった最年長記録も保持していた。
その後、高橋、トンボ、毎日、巨人、国鉄などで監督・コーチを歴任。阪急監督時代の1953年には息子の勝が入団し、プロ野球史上初めての親子選手となった。身長156cmと小兵で、こちらも弟の忠治と並び歴代最低身長とされている。
選手としてよりも、引退後の監督、評論家時代の歯に衣着せぬ発言で当時の球界ご意見番として存在感を発揮した。「球界彦左」のニックネームが付けられ、1966年に上梓した本は「球界彦左もの申す プロ野球毒舌録」。体格のハンデをものともせず、豪快に左腕を振る投球フォームのイラストが表紙である。
選手としては通算30試合の出場だったが、監督通算1203試合で535勝など球界への貢献が認められ、1978年に野球殿堂入りした。
イチローは常々「50歳までは現役」と目標を公言している。球界彦左の48歳9カ月での安打を上回る、50歳での安打を放つことはできるのか。どのレジェンドも常識破りの逸話を多く持つが、数字に関しての破天荒具合では、日米通算4367安打など多くの前人未踏を踏破してきたイチローを上回る存在はいまい。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]