巨人が来た!岡本和真 自身初の1試合3発、猛爆の裏にある「昨年の屈辱」

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現在ホームランキング独走の30号をマークしている岡本和(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は8月6日の広島戦(マツダスタジアム)に13ー0と大勝、主砲・岡本和真の1試合3発含め、一発攻勢で圧倒、この勝利で3位に浮上した。

 試合前まで今季1勝しかできていなかった鬼門マツダスタジアムの戦いに主将が奮起した。

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 初回二死一塁、大瀬良大地のストレートを完璧に捉えると、左翼席二階に飛び込む特大の先制28号2ランを放った。

 さらに勢いは止まらない。4回にも2打席連続となる、同じく大瀬良から29号ソロを放つと、極めつけは8回だ。直前の打席で中田翔が300号のメモリアルアーチを放った直後の第4打席にも30号ソロを放ち、自身発の1試合3発でチームを勝利に導いた。

 これで6年連続30本塁打を達成、球団では王貞治、松井秀喜に次いで3人目とまた一つ金字塔を打ち立てた。

 BSーTBSで放送された試合後インタビューでは特大の先制2ランに関して「先制点を取りたかったので、いい形で取れてよかったです」と安堵の表情を浮かべた。近年、劣勢が続いているマツダスタジアムの広島戦では先制を許し、そのまま主導権を奪い返せずに敗戦につながることが多かっただけに、貴重な先制弾を放てたことを喜んだ。

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