電撃的な広島復帰はありえるか “事実上の戦力外”となった前田健太の今後のカギは「契約事情」と「金銭的なリスク」
では、FAとなった場合にはどうなるか。一部ではツインズからFAになった23年のオフから囁かれている古巣・広島への復帰が声高に叫ばれているのだが、現時点でそれも非現実的と言わざるを得ない。『MLB Trade Rumors』は「仮にマエダがFAになった場合、獲得したチームはロースターに登録された期間に応じて最低年俸しか払わなくて良い」とメリットを記し、前田の米球界生き残りの可能性を綴っている。
「FAになった場合には、マエダへの支払いはタイガースの負債から差し引かれる。獲得する側にとって金銭的なリスクがないため、このシナリオに興味を持つ球団も出てくる可能性がある。複数球団が負傷者の増加に悩まされており、いずれかの球団が彼と契約するかもしれない」
今オフに「もう一度日本でやりたいとずっと言ってるし、しっかりパフォーマンスを出せる状態で戻らないとチームに迷惑をかける」と公言していた前田。日米通算200勝まで「35」と迫る男は、電撃的な日本球界復帰を果たすのか、それともメジャーでの再起を模索するのか。いずれにしても、その去就は小さくない話題となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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