「投手にとって致命傷」「厄介な肩のケガに3億ドル費やされた」先発の柱2人のIL入りにド軍メディアは”嘆き”止まらず

グラスノーもIL入り。スネルと2人で3億ドル費やされたが…(C)Getty Images
ドジャースのタイラー・グラスノーが右肩炎症のため負傷者リスト(IL)入りしたことが球団から発表された。右腕は現地時間4月27日(同28日)のパイレーツ戦を右肩の違和感で降板していた。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、グラスノーについて「パイレーツ戦でわずか1イニング17球を投げただけで降板。ドジャースはすぐに、原因は肩の違和感だと認めた」と記し、「これは投手にとって致命傷となる。先発登板で2度目の早期降板となったグラスノーは、試合後、数々のケガからなかなか抜け出せない現状への苛立ちを口にした」と伝えた。
ドジャースはブレイク・スネルも左肩の炎症でIL入りしているが、5年1億8200万ドル(約276億6500万円)で契約を結び今季から加入。グラスノーは2023年オフにレイズからトレードで獲得し、5年総額1億3500万ドル(約191億円)の契約を結んだ。「つまり、厄介な肩のケガに3億1850万ドルが費やされたことになる」と嘆いた。
両投手とも先発の柱と期待されながら、ケガの影響で今季はここまで期待に応えられていない。果たして、ドジャースは先発陣をどう立て直すのか。3億ドルを費やして獲得した2人がこの状況では、ドジャースにとって頭の痛いところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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