オリックスに移籍した「森つぶし」を明言した 「西武戦士の名前」
この岡田の発言に関してはこんな声も。
「年は離れていても岡田と森は大阪桐蔭の先輩、後輩として公使共に仲が良く、同期入団で切磋琢磨してきた仲です。捕手として悩むことの多かった森を支えたのは岡田の存在も大きかったといわれています」(放送関係者)
一方、昨年岡田をめぐって森の発言が注目を集めたこともあった。
昨年FA権を取得、3年契約を球団と結んだ岡田について森は自身の契約更改でこんな発言をしていた。
「シーズン中から『よそのチームに行かんといて!』と話していたので、残ってくれてありがたい。ライバルでもあるんですけど、相談相手というかすごく頼りにしている一人。ライオンズには欠かせない選手」と非常に頼りにしていると語っていた。
一方でこの発言があったにも関わらず、森自身はあっさりと翌年、FA権を行使して他球団へ移籍したことになる。
「岡田には『よそに行かないで!』といいながら、自身はオリックスへ移籍ですから。岡田としてははしごを外されたと感じてもおかしくないでしょう」(同)
岡田は今季7月に左膝の手術を行い、1試合の出場にとどまった。来季は完全復活を目指している。
移籍した森にとっても捕手として磐石の地位を築けるかは不透明だ。中嶋オリックスでは捕手併用制を取り入れており、来季も若月、頓宮らと正捕手の座を争うことになる。特に若月はエース山本と2年連続バッテリー賞を受賞するなど息の合ったところを見せており、「絶対エース」の信頼を得られるかが、森にとっては最初の試金石となりそうだ。
FAに関しては主力が移籍したチームどうしの水面下での駆け引きも野球の醍醐味といわれる。来季の2球団の戦いの行方も話題を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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