「ラリージャパン」は2028年まで豊田市で開催延長 「名古屋の中心部でセレモニアルスタートを」の声も

タグ: , 2024/10/30

ラリージャパンは2028年まで豊田市を拠点に開催されることが決まった(C)Getty Images

 世界ラリー選手権の日本戦「ラリージャパン」が2028年まで愛知県豊田市を拠点に開催されることがラリージャパン実行委員会から発表された。一時は競技ルートの東北移転説がささやかれていたが、今後4年間は引き続き東海エリアで開催されることが保証されたことになる。

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 2022年の復活開催以来、豊田市にある豊田スタジアムに大会本部やサービスパークが置かれているが、これは大会運営の主体が23年から地方自治体でもある豊田市に変わったことが大きく影響している。

 それまでの運営母体は自動車関連雑誌を出版する三栄のグループ企業「サンズ」が請け負い、20年から愛知、岐阜の両県を舞台に開催する計画だったが、新型コロナウイルス禍で同年から2年連続で開催中止に。22年に念願の開催にこぎつけられたものの、WRC側との契約満了に伴い、豊田市に運営が引き継がれた。

 当初は愛知県長久手市のモリコロパーク(愛・地球博公園)にサービスパークを設置し、敷地内の道路を使ってスーパースペシャルステージが実施される計画だった。さらにスタート地点となるセレモニアルスタートも名古屋城がある名古屋市の名城公園を想定していた。

 ただ、当時からモリコロパークにはジブリパークの建設計画があり、いずれは別の会場に移る必要はあった。結果的にWRCにもワークスで参戦するトヨタ自動車のお膝元でもある豊田市に落ち着き、豊田スタジアムが活用された。

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