ロッテの佐々木朗希はオールスターで26日ぶりに実戦登板 ほぼストレート勝負の結末は

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 1回に投げた23球のうちストレートは21球。変化球はフォークとカーブの1球ずつで、初球から16球続けてストレートのサインが松川から出されていた。

 「真っすぐだけじゃ無理です。本当にセ・リーグのバッターは打つので、変化球を投げないと危なく終わらないところでした」。3連打されるまではオールストレート。佐藤輝との対戦で初めてフォークを放り、その後2度もサインに首を振ってカーブを投げた。

 佐々木本人は変化球も交えて勝負したかったようで、降板後には「ちょっと言っておきました」と松川にくぎを刺したようだが、松川本人はストレート中心でいく組み立てを伝えていたようで「(相談は)試合が始まる前から。真っすぐ多く放るのもオールスターだと思うんで」と苦笑いした。

 佐々木にとっては指の感覚をチェックする格好の調整登板の機会にはなった様子。後半戦の初登板は多くのイニングを投げられないかもしれないが、再び出力を上げて投げられる確信を持つことはできた。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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