阪神13年ぶり首位ターンも・・・過去3度すべて巨人に逆転優勝をさらわれている不吉データ
前年最下位のオリックスは、交流戦優勝の勢いにも乗って首位を奪い、そのまま1位で折り返しを決めた。首位ターンは14年以来12度目で、うち優勝6度、2位5度でV確率は58%、2位以上は100%。ただパ・リーグは大混戦で2位楽天と1.5差、3位ロッテと2.5差、4位ソフトバンクでも4差しかない。
オリックス躍進の要因は、選手の力を引き出している中嶋監督の手腕が大きい。2軍でくすぶっていた30歳杉本を4番に据え、リーグ3位18本塁打と開花させた。若手の積極起用だけでなくT-岡田も復活させるなど、采配ぶりがさえ渡る。投手では2年目左腕の宮城が、エース山本と並んでリーグトップ9勝。メジャー帰りの平野を守護神に据え、投手陣にも安定感が出てきた。
監督自身も経験した96年以来、12球団で優勝からもっとも遠ざかっているだけに「この時期の順位は関係ない」。手綱を引き締める指揮官のもと、25年ぶりの悲願へチーム内の士気は高い。
57年ぶり2度目の日本シリーズ関西対決実現なるか。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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