運動がもたらす血糖値へのいい効果とは

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運動の取り入れ方

運動量・時間の目安
日本糖尿病学会による糖尿病治療ガイドでは、運動の目安として、「できれば毎日、少なくとも週に3~5回、強度が中等度の有酸素運動を20~60分間行い、計150分以上運動することが一般的には勧められる」とされています。

中等度の有酸素運動とは、体感で「楽である」「ややきつい」という程度なので、軽いジョギングやウォーキング(速歩)、サイクリングなどの運動が良いでしょう。

治療ガイドでは1回あたり20~60分間の運動が勧められていますが、厚生労働省の身体づくりのための身体活動基準2013では、運動時間は継続していなくても、ごく短い時間の積み重ねでよいので個人のライフスタイルに併せて取り組むことが望ましいともされています。(※2)

ご自分に合った運動の取り入れ方を探してみましょう。





運動を行う前に

糖尿病治療中の方は、運動が場合によっては逆効果になることがあるので注意が必要となります。運動を始める前に、必ずかかりつけの主治医の指導を受けてから始めるようにしてください。なんらかの異常や体調不良を感じた場合は、すぐにかかりつけの主治医にご相談ください。

服薬中の方は、低血糖を起こす可能性がある空腹時の運動は避けるようにしましょう。低血糖時に備え、運動中はスティックシュガーやブドウ糖 ・ショ糖を多く含む飲みものなどを必ず携帯するようにしましょう。

運動を継続するコツは、目標を高く持ちすぎないこと。歩数が少ない方は、まずは、「プラス1000~2000歩を目指してみる」「一駅分歩いてみる」「車→自転車通勤にしてみる」など、ご自身の中で続けやすい運動を見つけてみてくださいね。習慣化する頃には、きっと運動が楽しくなっていますよ。

その日の体調に合わせて、決して無理をしないようにしてくださいね。

【参考・参照】
・厚生労働省 eヘルスネット
・日本糖尿病学会 糖尿病治療ガイド2018-2019
(※1)国立大学法人 筑波大学 征矢英昭 短時間の軽運動で記憶力が高まる!~ヒトの海馬の記憶システムが活性化されることを初めて報告~
(※2)厚生労働省 健康づくりのための身体活動基準2013(最終閲覧日:2019/09/04)

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[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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