筋肉をつけたい!インスリンの働きについて
4.体脂肪を増やさないための取り入れタイミング
インスリンの分泌による体脂肪の合成はできるだけ避けたいですよね。そのタイミングとして、トレーニング中〜トレーニング後3時間以内が十分な栄養物資を筋肉へ送り届けることができるタイミングです。トレーニングで筋肉への負荷や伸縮を行うことにより、糖を細胞内へ取り込もうとします(しっかりした負荷設定でのトレーニングの場合)。このタイミングだと栄養が体脂肪ではなく筋肉に働くため、カロリー、糖質、たんぱく質などを摂っても体脂肪は増えづらいと言われています。具体的には、トレーニング中のドリング(ワークアウトドリンク)に大量の糖質、アミノ酸を溶かしこみ、運動中に飲み切ります。また、運動直後にもアミノ酸を摂取します。トレーニング直後は血流が筋肉へ行っており、交感神経が興奮しているため、消化機能が低くなっており胃に負担がかかってしまうため、ここで消化の必要のないアミノ酸を取り入れます。その数十分後に「糖質+プロテイン」を飲みます。そこからさらに1時間以上あけて、プロテインが消化されたあたりで高糖質、高タンパクの食事をするのが、体脂肪を増やさずに筋肉へ栄養を送り込むためのタイミングです。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?筋肉を増やしたい男性、女性の方はぜひインスリンとの関係性を良くして、タイミングを考えながら取り入れてみてください。もちろんトレーニングの強度にもよりますが、理想のスタイルになるためには取り入れる栄養とタイミングもとても大切です。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。