コラーゲンとも深い関わりが?!「ホモシステイン」のことを知りましょう

タグ: , , 2021/6/3

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

 ホモシステイン、あまり聞きなれない名前ですが血中に存在するアミノ酸の一種です。

現在も研究が進められていますが、血中のホモシステイン濃度が高いことで心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こすと言われています。


ホモシステイン濃度の高さと動脈硬化との関係はコラーゲンが深くかかわっていると言われています。

コラーゲンとは人や動物の体皮・軟骨・腱などを形作る繊維状のたんぱく質ですが、ホモシステインが蓄積することにより、コラーゲンの質が低下すると言われているからです。

コラーゲンの質が低下するとどのようなことが起きるでしょうか。

コラーゲンは肌の弾力などに関わるイメージがありますが、肌だけではなく歯周病、骨粗鬆症等の原因にもなると言われています。

ホモシステインを蓄積させないためには、ホモシステイン代謝を高めることが必要です。

この代謝に必要な栄養素は、葉酸、ビタミンB12、ビタミンB6だと言われています。

ビタミンB6・・・レバー、まぐろ、かつおなど
ビタミンB12・・・レバー、チーズ、卵黄、魚介類など
葉酸・・・のり、ワカメ、昆布など

反対に、これらの栄養素が不足するとホモシステイン値が高くなると考えられています。

葉酸は過剰摂取のリスクもあるので、これらを無理なく食生活に取り入れてみましょう。





[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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